庶民の弁護士 伊東良徳のサイト

    ◆年間300冊読む読書術◆
  多読のテクニック

 本をたくさん読むためには、何でもそうですが、手を付けやすくする、読みたいという気持ち(モチベーション)を維持する、自分にプレッシャーをかけるの3つが重要です。
 でも、こんな抽象的なことをいっても始まりませんよね。
 そこで具体的・技術的な方法論に入ります。
 私のお薦めは、
インデックス1 図書館のヘビーユーザーになる
インデックス2 カバンを外ポケット付のショルダータイプにする
インデックス3 読書記録をつける
 の3点です。

  図書館利用のメリット

 図書館を利用することのメリットは、まずコストがかからないこと、そして返却期限があることです。
 本を読むのに全部買っていたら、まず選ぶ段階で構えてしまいます。買うのにお金がかかりますし、よほど大きな家に住んでいない限り本好きなら本棚がすぐいっぱいになってしまいます。読んだらすぐ古本屋に売るというのも1つの選択ですが、やっぱり図書館の方が手軽に思えます。
 図書館で借りるのなら、それほど考えずに選んで読み始められます。少し読んで面白くなかったら、読むのをやめて返せばいいだけです。だから本を選ぶ段階でのしきいが低くなり、手が付けやすくなりますね。
 そして、意外なもう1点。図書館の本には返却期限があります。ちょっと見にはこれがめんどうに思えますが、たくさん読むという観点からは、これがいいんですね。人間、締め切りのないことはなかなかやりません。仕事だってそうです(この話題は深入りしない方が・・・)。私の経験でも、買った本は買った段階で安心して本棚に収まり、結局読まないことが多いんです。図書館の本は期限がありますから、ああ期限までに読まなくちゃというプレッシャーがあります。だから読めるんです。

  外ポケット付ショルダーバッグの効用

 本を読む時間にまず使いたいのは、移動時間・待ち時間です。読書は落ち着いた部屋で時間をかけてとお考えの方、そういう考えだとなかなか始められません。10分でも15分でも電車に乗っている時間から始めるんです。重要なポイントはカバンです。まず肩にかけられること。これで両手がフリーになります。満員電車で片手で読書も不可能ではありませんが、やはり片手では不便です。そしてなにより外ポケットです。カバンの外側にA4サイズくらいまで入るポケットが必要です。ちょっとした時間ができたときにカバンを開けることなくさっと片手で本を取り出せるポケットがあれば、瞬時に本を読み始められます。電車に乗ったらもう次の瞬間には片手で本が取り出せる、この環境が手を付けやすくするキーポイントです。私は、電車に乗ったらどころか、ホームに立ったら本を読み始めています。それとしおりはあった方がいいですね。手元になければ何かのチケットの半券や名刺でもとりあえずはさみます。前に読んでいた頁がすぐ開けないと、探しているうちに次の駅に着いてしまいますからね。
 移動時間・待ち時間を読書時間に使えるかという点では、読書の最大のライバルは携帯です。どちらに魅力を感じるかは価値観の問題で、携帯のチェックの方が大事と考える場合にそれでも読書を優先すべきとはいえないし思いませんが、惰性で何とな携帯態を手に取ることも多いかと思います。その場合は、携帯よりも本の方が取り出しやすい環境をつくることが、読書時間の増加につながることになります。

  読書記録の威力

 さて、読書記録です。実は、私は2002年の夏に梅棹忠男さんの「知的生産の技術」を学生の時以来の再読をして読書記録を付けるようになりました。もちろん、このご時世ですから、梅棹氏お薦めの「京大式カード」ではなく、パソコンで表計算シートに入力しています。人間、一覧性のある記録をつけると、励みになるのですね。モチベーションです。
 ただの記録でもいいのですが、私の読書数が飛躍的に伸びたのは、表計算シートで集計して過去1年間(365日間)の読書数を自動表示するようにしてからです。TODAY関数を利用してパソコンが勝手に過去1年分を更新計算しますので、しばらく読まないと(記録をつけないと)数字が減ります。テニスの世界ランキングみたいなもので、前の年に成績のよかった時期に同程度の成績を残さないとランキングが如実に下がります。そうすると、やはり数字を減らしたくない、増やしたいと思います。昨年より頑張ろうと思います。プレッシャーですね。その結果、私の読書数は、2003年が203冊、2004年は300冊、2005年は302冊、2006年はついに366冊に達しました。2007年はペースを落として301冊です。ここまでやるかは好みの問題ですけど。2008年は245冊、2009年は190冊、2010年は211冊止まり、2011年はいろいろあって145冊まで落ち込み、2012年も別の事情があって100冊にまで落ち込みましたが・・・(^^;)
 2006年3月から読書日記を公開しています。これも励みというかプレッシャーというか・・・

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