たぶん週1エッセイ◆
映画「アイアンマン3」
 アイアンマンシリーズ最新作の「アイアンマン3」を見てきました。
 封切り2週目日曜日・GW後半の4連休2日目、新宿ミラノ1(1064席)午前11時30分の上映は1割くらいの入り。連休中ということもあってか、男性一人客がわりと目につきました。

 「アベンジャーズ」の戦いで無力感を持ち、それがトラウマになっているトニー・スターク(ロバート・ダウニーJr)は夜も眠れず新たなアイアンマンスーツの開発に明け暮れ、恋人でスターク・インダストリーズのCEOペッパー(グウィネス・パストロウ)にも呆れられていた。アメリカ大統領は、アイアンマンスーツを改良した「ウォーマシーン」をローディ中佐(ドン・チードル)に着用させ、組織的な防衛をもくろむが、謎のテロリストマンダリンが次々と爆弾事件を起こし始めた。テレビ局からマンダリンに対するコメントを求められたトニーは、自宅の住所を教えて挑発し、直後に武装ヘリ数機からミサイル攻撃を受け、トニーは海底に落下、行方不明となるが…というお話。

 アクション場面ではアイアンマンスーツの遠隔操作と大量生産がポイントになっていて、戦闘シーンが派手になっていますが、どこか大味な感じがします。やられたと思ったらそれは遠隔操作のスーツだったということが繰り返されると、最初はいいけど、次からはどうせまたそういう落ちでしょと思ってしまいますし。
 ストーリー的には、トニーのトラウマと、たまたま知り合った少年との交流あたりが見せ場でしょうか。

 サブタイトルは「さらば−アイアンマン。」ですが、見る前からどうせ客寄せに最後みたいにいってるだけでしょと思っていましたし、始まる前にMARVELのコマーシャルで、アベンジャーズの続編が2015年公開決定なんてやってますし、ご丁寧にラスト付近の語りでも私はアイアンマンであり続けるといわせているわけで、続編が予定されていることは明らかです。どうしてしらじらしく「さらば、アイアンマン。」とか「最後の戦い」とかいうキャッチコピーをつけられるのでしょうか。

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