たぶん週1エッセイ◆
映画「罪とか罰とか」

 B級(C級でもいいけど)警察コメディ「罪とか罰とか」を見てきました。

 売れないグラビアアイドル円城寺アヤメ(成海璃子)が、自分が掲載された雑誌で写真が逆さまになっていることにコンビニで気づいて切れて雑誌を万引きしたことから、一日警察署長を引き受けることになり、警察側が「一日警察署長」だからと丸一日本当に署長扱いして事件がある度に方針を尋ね、最初はそんなこと言われてもわからないと言っていたアヤメが途中からやる気になって暴走するというストーリーのコメディ。

 円城寺アヤメ自身が、連続殺人犯の恋人が自首するというのを止め続けるし、自分も万引きはするは、悪口を言った子どもに石はぶつけるは殴り倒すはという具合ですし、写真を逆さまに掲載した雑誌の編集部に乗り込んで刷り直して再発行しろと言い続け、警察署長としてやる気になって出した命令がその編集者を逮捕して締め上げることというのは、主人公としてはあんまり。一日署長の円城寺アヤメの補佐役の警察官(永山絢斗)が、円城寺アヤメの元恋人にして連続殺人犯の上、副署長(串田和美)は連続殺人犯であることを知った上でもみ消しを続ける、他の幹部もいろいろ犯罪を犯してもみ消してもらっているといった具合。警察官が連行した被疑者を署長の前で殴り飛ばし、自白剤もあるとか拷問してやるとか言うし。
 警察をパロディ化する勇気は買いますが、あまりにも荒唐無稽で、コメディとしてもツボを外しているというか今ひとつ笑いにくい。
 警察署の奥がアングラっぽくて、署長室までの廊下はかなり不気味。ここまで不気味にするなら、警察の幹部をもっとクセのあるあくの強い俳優にした方がいいと思うのですが、警察官関係の俳優はあっさりした線の細めの人が多くて、しっくり来ません。こういうところで腰が引けてる?

 あくの強いのは、コンビニ強盗グループくらいで、奥菜恵が下ネタで健闘しているのと、どこまで行ってもめげない打たれ強いマネージャー(犬山イヌ子)が、存在感があるというところです。

 感心したのは、公式サイトのキャラクター紹介が、かなりのちょい役も含めて写真入りで紹介していること。大抵のサイトが主役・準主役級の数人しか俳優の名前も書いてないのと比較すると、かなり親切。この点は他の公式サイトも見習って欲しいと思いました。

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