たぶん週1エッセイ◆
映画「ヤッターマン」

 70年代のアニメの実写版、ナンセンスヒーローコメディ「ヤッターマン」を見てきました。
 観客動員2週連続第1位だそうですが、日曜夜に行ったためか、かなりガラガラでしたし、お子様はほとんどいなくてヤングカップル中心でした。

 4つ集まると夢がかなうというドクロストーンを発掘調査する海江田博士(阿部サダヲ)が「ナルウェイの森」で行方不明となり、ドロンボー一味に襲われていたその娘翔子(岡本杏理)を助けたところ、父親を捜して欲しいと頼まれたヤッターマン1号(櫻井翔)とヤッターマン2号(福田沙紀)と、ドクロストーンを狙うドロンジョ(深田恭子)、ボヤッキー(生瀬勝久)、トンズラー(ケンドーコバヤシ)のドロンボー一味が、「オジプト」「南ハルプス」でメカを駆使して対決するというお話。

 アニメの実写版ですから設定が荒唐無稽なため、本物っぽく見せるのは元々無理があり、本物らしくは見えないのですが、それでもメカやアクションの映像は、相当に凝っているというかこだわりを見せています。オモッチャマとかヤッターワンが吐き出すミクロメカのアリとかトビウオとか、それからドロンボー一味のメカも名前が付けられていない最初のヤツとか、まぁそれだけでも見る価値があるかなとも思います。
 しかし、登場人物同士の会話のシーンになると、このぎこちなさと不自然な間は何?敢えてやってるの?ただへたなの?と悩んでしまいます。

 キャラの設定で、ドロンボー一味の夢が語られますが、ドロンジョに恋するボヤッキーの夢が女子高生に囲まれるって・・・。そしてドロンジョの夢が、妊娠して自転車で売り歩く豆腐屋さんから豆腐を買いながら夫の帰りを待つって・・・。

 エンドロールの終わりに「次回予告」があったけど、本気かなぁ。 

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