庶民の弁護士 伊東良徳のサイト

  私の読書日記  2026年7月

12.今日から使える飲食店のための顧客トラブル対応完全ガイド 石崎冬貴編著 日本法令
 飲食店での、客との間で生じるトラブル、店内での客同士のトラブル、予約キャンセル、宅配業者のサービスの不備等によるトラブル、飲食店に対する誹謗中傷、外国人客・障がい者に対する対応等について、法的観点からと現実的観点からの対応について解説した本。
 Q&Aの項目分類とか、なぜこれは書いてないのか(例えばスタッフ管理リスクとして外国人スタッフへの差別発言、顧客情報の持ち出し、スタッフ間のストーカー行為を書くなら、管理職・店長からのパワハラ防止や残業規制の順守、従業員による不適切動画等の投稿などはなぜ書かないのか)などの疑問は感じますが、多数の問題について認識し学ぶことができます。飲食店では、日々いろいろな客等からいろいろなことを言われ、また様々なニーズにこたえる必要があって大変だなと感じます。変なことをいう客がいて困るのは、飲食店に限るわけではありませんが。

11.管見 最高裁判所 宇賀克也 有斐閣
 2019年3月20日から2025年7月20日までの6年4か月最高裁判事であった著者が、部外者(行政法学者)であった立場から見た最高裁の内情と、在任中に書いた38件の個別意見を紹介した本。
 最高裁での日常や仕組みなどを説明した第1部「管見 最高裁判所」(2~116ページ)は、これまでに多数の最高裁判事退任者が本を書いていますので、それと比べて特別に目新しいことが書かれているわけではないですが、相当なページ数を割いて体系的に論じられていて、最高裁の実情や事件の審理の様子などを知りたい人にはお勧めです。
 第2部「個別意見」(118ページ~)は、ふだん扱わない分野も含めて様々な種類の事件での最高裁判決要旨と著者の個別意見を読むことができ、弁護士には勉強になります。元は行政法・情報法が専門の著者がまったく畑違いの様々な事件で踏み込んだ個別意見を書いているのを読むにつけ、最高裁判事ってたいへんだなぁと改めて思います。こちらの第2部は、裁判業界の人か学者さん(法学部学生も?:多分無理だろうな)でないと読み通すのは困難だと思います。

10.タイム・アフター・タイム 吉田修一 幻冬舎
 県立長崎高校の同級生で今は建設会社の営業担当の尾崎颯と広告代理店営業担当の久遠愛が、都立多摩公園内での美術館建設プロジェクトで再会し、20年前の日々を回想する恋愛小説。
 若い二人のまっすぐな思いにたびたび胸がきゅんとしました。二人の関係の行方とか作品の終わり方にもう少し工夫があってもいいようにも思いますが、当分は、恋愛小説のおすすめ作品を聞かれたときには挙げたくなりそうです。正直なところ、「国宝」を読んだときに私は気に入らずこの人はもう終わりかなと思っていましたが、まだこういう小説を書けるんだと見直してしまいました。
 仕事がら、尾崎母の交通事故での死亡で高校生の尾崎颯が叔母夫婦に引き取られ進学費用等で悩むというところ、運転者(の相続人)に損害賠償請求すれば当分の生活費や進学費用くらい楽勝の支払いを受けられる(実際は保険会社が払うんだし)のに何?弁護士に相談しろよとか、誰も言わない、気づかないの?というのが気になるというか残念でした。まぁ、義叔父の世話になり肩身が狭いというかプレッシャーがあることが重要な設定なのでそこを外せないという事情でしょうけど。
 ところどころページが変わるといきなり記号とかの区切りもなく別の時期・場面に飛ぶことがあります。新聞連載のときは読む日が違うから気にならないのでしょうけど、単行本で続けて読むと最初困惑しました。

09.民事尋問技術 [第5版] 加藤新太郎編著 ぎょうせい
 民事裁判での証人・当事者の尋問の準備、法廷での尋問などについて解説した本。
 尋問に関する考え方や実務的な対応についていろいろ勉強になる本です。
 立証は裁判官に対する説得で、事実認定で証拠から事実を認定(推認)するにあたって用いられる経験則は当該事件の具体的事情によって決まり、経験則を法則的なものと捉えて機械的適用で結論を引き出せると考えてはならない(84~85ページ)とか、その論証の説得力は弁護士の経験がものをいう度合いが大きく、推論の構造を示す想像力が大切である(116ページ)などは、弁護士としては我が意を得たりというところです。
 しかし、尋問申請されない者の陳述書について、裁判官が提出側に「この方の尋問は申請されないのですか」と聞いた場合、その人証調べの申し出がなければ陳述書の証拠力がないまたは非常に低いと評価されている可能性が高いと理解すべき、裁判官が相手方に「この方の反対尋問は不要ですか」と聞いた場合、陳述書の記載内容が争いのない事実や他の書証により認められる事実によりある程度裏付けられていることに照らし裁判所が陳述書に一定の証拠力があると考え相手方がその内容を反対尋問により検証する姿勢を示さないのであればその経緯(弁論の全趣旨)も考慮してその記載内容どおりの認定をしようと考えている可能性があるというコメント(112ページ)は悩ましい。ほとんど同じことながら裁判官がどちらにアクションを求めているかということでしょうけれど、ここは言葉尻よりも現場でのニュアンスを読む話でしょうね。
 オーソドックスな立場からの解説のため、反対尋問に関しては多くを期待しない、証人の信用性を一部でも減殺すれば十分という姿勢が目につきます。私は、反対尋問もまた勝訴に向けての全体像を検討して取りたい証言を見定め、それを言わせるにはどうすればいいのかを考えることが重要だと考えていますが、そういう姿勢の記述がほとんど見られないのが残念でした。
 証人尋問の留意点の中で、応答に対する相槌を打つことに否定的な評価をしています。「特に、質問者の相槌は通常は単なる騒音以上の意味を持たないので、特段の理由がない限り、避けるべきである」(178ページ)とか。私は、反対尋問で証人がこちらの思惑に沿って答えてくれたようなとき(もちろん、そう答えざるを得ないように聞いていくのですが)「そうですよね」とか相槌を打って当然そうですよねというニュアンスを出し、それに証人が抵抗しないでいることも裁判官に見せて証人がうっかり言ったものでもなく確実な証言と感じさせるとか、証人に友好的な態度をとることでその後も気持ちよく話してもらうなどの効果を狙って、意識的に相槌を打ちます。
 裁判での対応は、マニュアル的にできるものではないので、必ずしも私の経験からの考えとは違うところもありますが、様々な知恵の引き出しを増やすため、とても有益な本だと思います。

08.達人はここを見る いちばんわかる日本美術鑑賞 青い日記帳編 ちくま新書
 戦国時代から江戸時代、明治期までの日本美術の名品の一部を取り上げて、専門の研究者にインタビューした本。
 対象は長谷川等伯「松林図屏風」、狩野永徳「上杉本洛中洛外図屏風」、伊藤若冲「老松白鳳図」、葛飾北斎「神奈川沖浪裏」、高橋由一「鮭」、安藤緑山の象牙彫刻、その他です。そのあたりは好みが分かれるでしょうね。伊藤若冲を論じている専門家に「私が天才だと考える当時の画家は池大雅だけです」(96ページ)とか言わせるなら池大雅も取り上げたほうがいいかなとも思いますし、俵屋宗達の風神雷神図なんかをその他に放り込むのもいかがなものかと。風神雷神図の「勢い」とか輪郭線を引かない「彫り塗り」の技法で描いているとか(177~178ページ)専門家がまだいろいろ言いたそうですし。雪舟に至ってはまったく無視ですし。
 著名な日本美術と画家についてこれまでと違う見方を提供してくれる点で好奇心をそそられる本です。

07.よくわかる恐怖症 自分で“恐怖”を軽くする方法がわかる本 清水栄司 法研
 認知行動療法を専門とする精神科医の著者が、恐怖症の症状と改善トレーニング等について解説した本。
 恐怖症を改善するために、ネガティブな思考の癖を見直しポジティブに考える練習をする、安全行動(苦手なものを回避してしまう行動)をとらない、低いレベルのもので慣らしてゆくということが勧められています。犬恐怖症の人は、犬のマンガを見る、犬の写真を見る、犬の動画を見る、本物そっくりの犬のぬいぐるみを触る、子犬の3m以内に近づくというように。う~ん、どうだろう。「恐怖対象を避けていても、恐怖症が治ることはほとんどありません。むしろ、恐怖から逃げる行動は、恐怖症を長引かせ、悪化させてしまうことが多いとされています」(150ページ)とか。う~ん…
 高所恐怖症の人について、長期目標がマンションの10階に行けるようになるで、短期目標が遊園地の観覧車に友達と乗れるようになるって(116ページ)…どこの観覧車を想定しているのか知りませんが、たぶん観覧車の最高高度はマンションの10階より高いと思いますし、シースルーの観覧車だったら間違いなくマンションの10階より怖いと思うのですが。
 恐怖症と別に、特定の音が苦痛でたまらない「ミソフォニア」の紹介があります(68ページ)。代表的な音として咀嚼音とか。「クチャラー」を嫌悪する人は、小説でよく出てきますが、まず自分が神経質だとか思うことはなく、相手を非難嫌悪します。そういう人は医者に相談なんてしないでしょうねぇ。あと、他人のにおいを非難し「スメハラだ」などという人とか。

06.野村重存の世界一わかりやすい絵の授業 野村重存 PHP研究所
 鉛筆によるデッサンの方法について、リンゴ、木、人の顔を題材に解説した本。
 実物を正確に描くのではなく、「こうやって描けばリアルに見える」という描き方を教えるということに徹しています(38ページ、94ページ等)。だから、木を描くレッスンでは、モデルを見ずに絵を描く(91ページ等)。そうなると、デッサンというよりも、漫画、イラストかも。
 対象物の輪郭を描く(型取り)際、リンゴは曲線ではなく何本もの直線で描く、それは「人工物ではない自然のものって、とても複雑なかたちをしているので、いきなり正確にかたちをとらえるのは無理なんです」(35ページ)といい、木は曲線(まる)で型取りする、その理由は常にかたちが変化するので直線での型取りが難しいから(104~105ページ)というのですが、人の顔はいきなり「卵型」を描くだけ(168ページ)とされ、理由の説明はありません。人の顔は自然のものでかつ常にかたちが変化するわけでもないと思うのですが。こういうあまり論理的一貫性がない説明で、リンゴと木と人の顔の3例だけの説明だと、ほかのものを描くときにはどうしたらいいのか、初心者は悩むでしょうねぇ。

05.常識と非常識の境界線 社会のルールはどこから来たのか カースティ・セッジマン 原書房
 さまざまな場面でのマナーやルールで基準とされる常識的であることの曖昧さ、現実的な判断の困難さと、それが実際にはマイノリティを抑圧する方向に働いていることを論じた本。
 前半は、著者自身の博物館内(公共空間)での授乳の経験を皮切りに、日常生活等で経験するさまざまな場面での人々の反応やどこまでが許されるかの判断の曖昧さ困難さを論じています。私の感覚でも、近年他人を声高に非難したがる人が増え著しく寛容性がなくなってきたと思える場面が増えています。新幹線で豚まんを食べることが非難されたりするのは昔は想像もできませんでしたし、今では映画館で「ポテトなどの匂いの強いものはロビーでお召し上がりください」などとアナウンスされるのを聞き驚いています。
 後半は、常識的なという基準や相手を共感と妥協と寛容の精神で迎えるべきという要求が結局はマイノリティに不利に作用していることを強調し、必要な場面では非常識である権利を取り戻すべきだと論じています。私も著者と近いような立ち位置にいるので気持ちはわかりますし、主張している内容に親近感は持つのですが、権力側・右派が良心を欠き非常識に振る舞うのだから弾圧を受ける側・左派が品行方正である必要はないというまとめになってしまうのでは今ひとつ説得力を欠くように思えます。仕事がら、依頼者から、相手は卑劣な手段を用いているとか挙げ句の果ては証拠を偽造しているなどとして、こちらもそうすべきだなどと言われることは度々経験していますが、たいていはそうは見えないし根拠薄弱な被害妄想に思えていますので…
 著者が、コンコルドの元パイロットが近所の遊び場から聞こえる騒音を訴えたということを、自分は遙かに激しい爆音をまき散らしておきながらそんな訴えをするのかという調子で非難している(189~190ページ)ことには、私は違和感を持ちました。爆音を起こすコンコルドを飛行させることを決定したのは航空会社と飛行機メーカーであって、パイロットは会社の指示で操縦しているだけですし、パイロットの操縦の仕方で騒音が消えるわけでもないでしょう。会社の責任に目をつぶり労働者個人が騒音の加害者であるかのように言うことは、間違いだと思います。そう思うのは私が労働者側の弁護士だからかもしれませんが。

04.歩くと心が軽くなるのはなぜか 散歩の心理学 元永拓郎 ちくま新書
 公認心理士・臨床心理士であり長年大学受験予備校のカウンセリング室で心理カウンセリングを行ってきた著者の経験を主たる材料として、気分転換、休憩、運動等の効用を説く本。
 散歩がテーマかと思えるタイトルですが、受験勉強での行き詰まりとか頑張れないなどの悩みにどう対処するかが話題の部分が多く、また対応方法として散歩という言葉は多用されているものの、そこで意味するところは、実際に歩くことに限らず、哲学的な思索であったり、気の抜きよう持ちようで、何かと何かのあわい(間)を感じ考えるというような心理状態の方にフォーカスされているように思えます。例えば、「この世界と私のテンポのずれは、必ず起きる。そのずれにおいて立ち上がるあわいを、しっかり認めて、その境界の界隈を、自分のペースで散歩してほしい、と思います。そしてそれは、こうありたい自分と、旧態依然とした親の世界とのズレにもがく受験生の姿とも重なります」(149ページ)とか。
 タイトルの「歩くと心が軽くなるのはなぜか」ということについては、少なくとも科学的な説明があるようには私には見受けられず、そこのところについては納得感を持てませんでした。

03.日米密約史 核、朝鮮有事、沖縄をめぐる裏交渉 信夫隆司 中公新書
 行政協定上は米軍関係者が犯した公務外の私的犯罪については日本側に優先的裁判権があるのに、「実質的に重要」とみなされる場合以外は第1次裁判権を行使しないという「津田陳述」による刑事裁判権放棄の密約があり、改定安保条約(60年安保)上米軍が日本に核を持ち込むには事前協議が必要であるのに、米軍機の飛来や米軍艦船の寄港・領海通過は事前協議の対象外とする「討議の記録」による核持ち込み密約があり、同じく改定安保条約上在日米軍基地からの戦闘出撃が事前協議の対象であるのに、米軍主導の国連軍に対する朝鮮の攻撃による緊急事態の場合米軍は日本国内の施設及び区域を使用できると記載した「朝鮮議事録」による朝鮮半島への自由出撃密約があり、非核三原則にもかかわらず沖縄返還後にアメリカが緊急事態として核兵器の沖縄への再持ち込み・通過を求めたときは日本政府は遅滞なくこれを受け入れるとした佐藤・ニクソン合意議事録による沖縄核再持ち込み密約がなされているという、いずれも民主党政権が外務省に指示した密約調査の結果開示された4つの密約の経緯と内容について論じた本。
 外交機密について、相手国との関係や配慮で公開できないかのような説明がよくなされますが、この本で書かれている経緯を見ると、少なくとも刑事裁判権放棄密約、核持ち込み密約、朝鮮半島への自由出撃密約については、むしろアメリカ側は公開の文書にすることを要求していたのに、日本政府の都合で非公開の密約になったようです。日米合意の結果は両国の力関係によるもので関係した政治家や官僚の責任ということでもないとしても、その事実を国民と国会に説明するのではなく、日本政府:自民党政権が国民と国会をだますために密約にしていたということは、決して許していいことでも忘れていいことでもないと考えます。
 そしてこれらの密約は、その存在が推測されながら、政権交代により民主党政権ができて初めて明確にされたということからも、日本政府がほかにも多数の国民をだますための密約をしていることが容易に推測できます。
 そういうことを考えるために、直接扱われている密約自体はすでに知られたものではあっても、読んでおきたい本かなと思いました。

02.ビューティフルワースト 川瀬七緒 光文社
 2年前にネットでライブ配信している者に対する匿名での誹謗中傷を続けて弁護士から損害賠償請求され(公正証書を作成して和解した:作品にははっきり書いていませんが、提訴に至らず合意して強制執行されるのならそれしかないので)た挙げ句にその支払いを怠って自宅動産の強制執行を受けて、それを見て以来中学生の娘が引きこもり、夫に賠償残額を支払わせることになって愛想を尽かされたにもかかわらず、今また自らの美容整形をネタにした配信をしている「ゆかぴ」をSNSで攻撃し続ける44歳のネット警察民の主婦大越真佐美、大越真佐美の娘の担任の中学教師水口和也、大越真佐美の中学3年生の娘大越ひなみ、ライブ配信者ゆかぴこと川島結花、川島結花の天敵でコインランドリー経営者の宮坂隆行らの日々と関わりを描いた群像劇・短編連作形式の小説。
 “自分こそが正義” 清々しいほど最低。だから目が離せない。全員破滅。という帯が物語るとおり、最初の大越真佐美の章で、これだけひとりよがりで見苦しい自己陶酔者でここまで懲りない人がいるのか、まぁいるんだろうなぁとあきれるのですが、章を重ねるほどにもっとひどい奴がいるんだとさらにあきれるという作品です。
 仕事がら、そういう人柄の人物に接することはあって、嫌な思いをするので、娯楽作品でもまたこういうのはパスしたいなと思います。この作品に登場する弁護士永井聡子の情けなさと依頼者川島結花が弁護士に向ける傲慢な視線というのもまた、同業者として哀しく、こういう依頼者の依頼は受けたくないよねと、強く思います(依頼時点では本性を見せない悪辣な人もときにいて、悩ましいところですが)。

01.老年満作 阿部牧郎 文藝春秋
 大手精密機械メーカーに長年勤務し、子会社に出向して定年退職した芳賀一郎が、出会い系サイトで知り合った32歳のネットトレーダー今井唱子に惹かれるが、ようやく口説き落としてみれば自分はEDで思うに任せず、援助を求められて、妻に隠して持っている貯金が目減りして行くことに思い悩む様を描いた小説。
 基本的に、老いらくの恋へののめり込みと哀れさをテーマとするものですが、その線で行き詰まり、途中から芳賀一郎の少年時代のヰタ・セクスアリスの話題に振られたりします。
 私とほぼ同年配のおっさんなんですが、主人公の女性に対する見下した態度、20年前に書かれたという時代の感覚もあるのかもしれませんが、大企業の管理職男性らしい傲慢さがそこここに感じられ、全然共感できませんでした。老境の中での将来への不安や体の衰えなど、本来は共通するものが多々あるはずなのですが。

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