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たぶん週1エッセイ◆
映画「センコロール」

 変身できる怪物「センコ」とコントロールする高校生が敵と戦う変身物アニメ「センコロール」を見てきました。
 わずか30分のアニメですが、東京ではリニューアルオープンのテアトルダイヤ単館上映ということもあり、封切り3週目土曜朝の上映でも列ができ8割くらいの入り。

 怪物がいて、それが変身できて、人間がそれをコントロールし、戦闘モードでは中に入ってコントロールするという設定ですから、いわゆるモビルスーツものだと思います。しかし、モビルスーツものでは、ふつうメカっぽくて格好いいロボットが登場し、操縦者は何らかの正義感に満ちリキが入っているものですが、この作品では、怪物の「センコ」が風船のような体で、目つきが悪いので癒し系とはいいがたいものの、緩いキャラですし、コントロールする高校生のテツが闘志を感じさせないめんどくせえなぁ的なところが、独特の味わいを出しています。
 脱力系のテツを見かねて、クラスメイトのミニスカ少女ユキが交代し、尻を叩いてというあたりはアニメオタクのニーズに対応しているというところなんでしょうか。

 手書き2次元アニメで、メカよりも壁掛け時計が一番リアルに見えたのは、私の錯覚か、作者の好みでしょうか。

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