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たぶん週1エッセイ◆
新年を迎えて 2019年

 1985年に弁護士になって以来、解雇事件は切れ目なくやってきましたが、最近は労働事件の手持ち件数が2桁の状態が続き、取扱い業務の中心になっています。近年は会社側が無駄に分厚い書類を出したりいつまでも主張を続けようとすることが多く、(使用者側弁護士は多くはタイムチャージなので時間をかければ報酬も増えるのでしょうが、そうではない)労働者側弁護士の負担が大きくなっています。おかげで週末も休めずに事務所で書類作成に終始することが増えていて、疲弊しています。

 私が編集代表を務めて昨春出版された、第二東京弁護士会労働問題検討委員会編の『労働事件ハンドブック2018』(労働開発研究会)が、増刷の運びとなりました。基本的に弁護士向けの本ですが、労働事件の裁判実務に関心をお持ちでしたらご覧ください。

 昨秋、私のサイトのモバイル新館に『その解雇、無効です!ラノベでわかる解雇事件』という小説を掲載しました(「その解雇、無効です!」で検索していただけば、ヒットします)。気が向いたらご一読ください。

 一般民事事件や、減ったとはいえ過払金請求事件もやっているのですが、振り返ると労働事件ネタばかりの昨今です。

 今年もよろしく

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(2019.1.1記)

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