◆たぶん週1エッセイ◆
新年を迎えて 2025年
今年、私は弁護士生活40年を迎えることになります。また2005年に、生涯庶民の側で仕事をする、企業側からの依頼を受けないという覚悟をして「庶民の弁護士」というサイトを開設して20年になります。
先日、私のサイトをご愛読いただいている方と話していて、民事裁判手続や庶民に必要な法律知識をわかりやすく書くということで始めたのですが、質問を受けたり更新してゆくに連れ、例外的な場合も説明しよう、誤解のないように正確に書こうと考えて、長大な記載をするページが増えていることを自分で言い訳していることに自分で気づきました。そんな言い訳をするよりも言い訳しなくていいように、初心に立ち戻って、私のサイトに「短くわかる民事裁判」のコーナーを立ち上げることにしました。そういいながら書いているうちに、長くなってしまっているなと思うことも多々ありますが、できるだけ1ページごとの説明は短くしつつ、全体では相当詳しくわかるようなものにしたいと考えています。
節目の年でもあり、これまでの経験に安住しないで新たなことにもチャレンジしてゆこうと思っています。
今年もよろしく
※今年は、新年の挨拶がとても遅くなり、明らかに時機に後れてしまいました。
いろいろ手のかかる書面に追われたり、ここで触れている「短くわかる民事裁判」の記事作成に没頭していたりのためです。
「短くわかる民事裁判」も、わかりやすく優しく書きたいという気持ちと、書く以上はきちんと説明したいという気持ちに挟まれ、どちらかといえば後者に傾いて、硬い文章になっているなぁと実感しています。内容は、けっこう自分自身でもいろいろ調べて、踏み込んだものになっているとは思っていますが。
まさに試行錯誤・発展途上ですので、ご意見をいただければできるだけ反映していきたいと思っています。
(2025.1.13記)
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