庶民の弁護士 伊東良徳のサイト

    ◆私のプロフィール詳細版◆
  キプリングのリュック

 子どもが小さい頃、近くの校庭や公園に子どもを連れて行く折には、カミさんが近くの商店街の安売りで見つけてきたという黒無地の布製リュック(500円だったとか)にボールとか飲み物を入れて持ち歩いていました。使い続けるうちに持ち手がちぎれてきたりしたのも自分で補修して、長く使い込んでいました。

 仕事には、年間300冊読む読書術(年間300冊読めたのはもうはるか昔・・・)でも紹介したように肩掛けバンド付きのビジネスバッグをずっと使い続けてきたのですが、50歳に手が届く頃に50肩か左肩を痛め、それを機にリュックに切り替えて、一度に持ち歩く荷物はリュックに入る程度に減らすことにしました。事件記録も、記録が膨大な事件については現時点で直接必要な部分だけ抜き出して裁判所に持っていくことにしました。今では誰もが持ち歩くようになったキャスター付きのカバンという選択もありましたが、あれをガラガラと引っ張って歩くのにはどうも抵抗があり、この際持ち歩く量の方を減らそうと思ったのです(ギックリ腰もやりましたし、いろいろな点で体への負荷はできるだけ減らそうと)。

 それで、仕事にもその500円のリュックを持ち歩くようになると、カミさんが貧相だからやめろと言って買ってきたのがキプリングのリュックです。私は、ブランドのことは関心がありませんので、全然知らなかったメーカーですが、要するに女性向けのバッグのブランドで、バッグにはモンキー(モンキーというよりオランウータンかゴリラだと思います)のマスコットがついています。カミさんから渡されたリュックには、オランウータンと思われる「IVAN」と名付けられたマスコットがぶら下がっています。焦げ茶のリュックに焦げ茶のマスコットなので、まぁいいかと思っていわれるままにそれを持ち歩くようになりました。
 最初のうちは、マスコットは、「私とおそろいね」といっていたカミさんから、しばらくするともう1つオランウータンらしいマスコットを渡されこれもつけるようにいわれました。今度のは「MARLEY」と名付けられています。2つくっついたマスコットは「私たち」なのだそうな。これ、結婚指輪とか嫌いなのでつくりもしない私へのマーキングかなと思いつつ、今では仕事でもプライベートでも出かけるときはこのリュックを持ち歩いています。

**_****_**

私のプロフィール詳細版に戻る

トップページに戻る  サイトマップ