庶民の弁護士 伊東良徳のサイト

    ◆年間300冊読む読書術◆
  本をいつ読むか

  まずは細切れの時間を 通勤・通学時間

 まず、最初に、通勤・通学の移動時間、仕事中の移動・待ち時間です。
 あえて時間を作らなくても、通勤・通学の移動時間に何もしていないならすぐ読書時間にできます。
 テクニックのところで説明しましたが、片手で本が取り出せる状況(私は外ポケット付のショルダータイプのカバンをお薦めします。そうでなくても文庫本や新書を服のポケットに入れていてもいいです)ならば、電車に乗るやいなや(乗る前からでも)読み始められます。
 駅1つ過ぎる間に2ページ前後読めます。毎日移動時間がどれだけあるかは人によりますけど、移動時間だけでも新書くらいなら(読みやすい文章なら・・・)2日程度で読めたりします。
 私の感覚では、移動時間の大部分を読書にあてられれば、それだけで年間100冊くらいまでは行けると思います。

  平日の夜の読書習慣をつける

 次は、平日の夜です。
 こちらは、社会人には、なかなかすぐには難しいかも知れません。実際には1日1時間を作るのは、それほど難しくないはずなのですが、「読みたい!」という意欲が先行しないとそうはいきません。
 夜の読書の習慣をつけるためには、まずは通勤時間の読書で「これは面白い」と思える本を見つけ出すことが早道です。帰りの電車の中で読んでいて、面白くなって「明日の朝まで待てない。早く続きを読みたい!」と感じられたら、夜の読書時間は確保されたも同然です。もちろん、社会人の場合、いくら面白くても、翌日に響かない時間帯で泣く泣く切り上げる理性は必要ですけどね。
 逆に、帰りの電車の中で読んだ本があまり面白くないときは、無理に夜読み続けるよりは、さっさと寝るなり他のことをすればいいと思います。無理しても挫折するだけです。あまり面白くない本でも「まあ仕方がない、最後まで読もう」というときは、移動時間だけで細切れに気分転換を入れながらにした方がいいと思います。
 移動時間に加えて、平日も毎日1時間以上読めるようになれば、200冊くらいまでは行けるでしょう。

  週末の夜と休日

 さて、平日の夜も読書が習慣になったら、最後は週末の夜と休日です。これも読書に使えるようになれば、そうとうなもんです。
 休日は子どもの相手をするとか家族サービスを考えると、休日をまるまる読書にあてるのは、なかなか難しいところですね。これがまるまる自分の読書時間にできる環境の人は、年間300冊はおろか400冊だって夢じゃないかも。

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