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【電話をするときのお願い】
 私は、相談や事件依頼をしたいという方には、まず最初に電話で簡単にお話を聞いています。その目的は、相談者の方が置かれている状態を把握して、どのような紛争があってどのようなことで困っているのかを知った上で、すぐに来てもらった方がいいか、必要な資料を準備してきてもらうべきか、あるいはその電話で話が済むか別の弁護士に相談してもらう方が適切かなどを判断することにあります。
 ですから、電話をいただいたら、私の方からいろいろとその場で質問することになります。その質問で紛争や事件の内容、相談者が置かれている状態などを把握しようとしているわけです。
 そのため、まず第一に、できる限りその事件で困っている方本人から電話していただきたい。また、関係する資料が手元にあるのであればできるだけ資料を手元に用意して電話していただきたい。資料がたくさんある場合は全部用意する必要はありませんが、例えば何か契約関係についての相談ごとならせめてその契約書は手元に用意して電話して欲しいです。
夫から代わりに聞いてくれと言われたのですが、夫のことで事実関係がわからなくて…
そう言われると、答えようがないんですが…


《長電話はご遠慮ください》
 私は、電話の段階で、相談者の必要な情報が説明できてしまうような場合は電話で済ませてしまいたい方です。電話で済む程度の話にわざわざ相談を予約して相談者に来てもらい自分もその時間拘束されて相談をするのはお互いに無駄だと思います。
 しかし、他方で、事務所にいるときでも、事務所で相談者の相談を受けたり依頼者と事件の打ち合わせをしていたり、そうでなければ裁判所に提出する書類を書いていたり記録を検討していたりするのがふつうです。ですから、電話は原則として5分か10分程度で終えたいと考えています。長時間延々と電話で質問を続けることはご遠慮願いたいと思います。
 本格的に相談が必要な場合は、やはり関係する書類などを見ながらきちんと面談して相談した方がいいですし。

《紹介はしていません》
 相談者の方の希望や事件内容から、私がまったくかほとんど経験していない分野ということもあります。そういう場合、私は、あっさりとほかの弁護士に相談された方がいいと思いますと伝えています。事件内容によっては、弁護士の間で専門にする人がいる分野がありますし、また相談者の方が専門の弁護士を希望する場合、そうした方がお互いによいと思うからです。そういうときに、適切な弁護士を紹介して欲しいと言われる方が時々いますが、私はほかの弁護士の紹介は基本的にしていません。

《決まった時間に事務所にいない訳》
 平日の昼間の時間帯に事務所に電話をいただいた場合に、私がいる確率はたぶん3分の1くらいです。
 確実にいる時間帯はないかという質問をよく受けます。
 しかし、ふつう弁護士は裁判では口頭弁論期日などで裁判所に行かなければなりませんし、弁護士会の役職があれば弁護士会館での業務もあります。弁護団を組むような事件でほかの弁護士事務所で打ち合わせをすることもありますし、それ以外にも事件の関係で外でやらなければならない業務もいろいろあります。
 裁判所に行くことだけを考えても、地方の小さな裁判所の支部ならば開廷する曜日が決まっているでしょうけど、東京地裁には民事部だけで51部もあり、裁判を起こした順に部に配転されますから、裁判を起こすとき弁護士は開廷の曜日も選べません。ですから、東京の弁護士は、持っている事件の開廷がない曜日というのは(土日は別として)ありません。期日は裁判所と相手方の弁護士と3者の都合を合わせて決めていきますので、いつも午前とかいつも午後とかにすることも困難です。
 ですから、東京のふつうの弁護士(裁判所に行く弁護士という意味です。企業側の弁護士で裁判所には行かないタイプの弁護士なら事情は違うでしょうけど)は、何曜日の何時には必ず事務所にいるというような芸当は困難です。

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