主要人物
狩野麻綾(かのう・まあや)
この小説の主人公、語り手。
1992年3月15日生まれ、独身。2017年12月弁護士登録(70期)。
受験秀才で暗記力には自信がある。その他の得意技は大酒と爆睡。
好きなものは玉澤弁護士と甘過ぎないスイーツ。きらいなものはセクハラ男。
自分にかわいげがないとコンプレックスを感じている。
玉澤達也(たまざわ・たつや)
1960年2月生まれ、妻(和実:かずみ)と娘(宙:そら)がいる。1985年弁護士登録(37期)。
解雇事件を得意とするベテラン弁護士。日本労働弁護団には所属していない。
外見は冴えないおっさん。低収入・低身長・低視力。
数年前から酒は卒業したと宣言して飲まない。野菜、果物とお菓子を好む。
女心には鈍感。文学青年の尻尾を引きずっている。
六条路子(ろくじょう・みちこ)
1959年6月18日生まれ、夫がいるが、玉澤弁護士に恋心を抱いており、麻綾のライバル。
玉澤達也法律事務所に勤務する事務員。事務処理能力は高い。
外見は年齢不詳の美魔女。瞳を巡らせて一笑すれば麻綾が顔色を失う。
玉澤弁護士とは過去にいろいろあったもよう。
紅茶を淹れるのが上手。
阿室美咲(あむろ・みさき)
1991年9月生まれ、独身。2017年12月弁護士登録(70期)。
使用者側の中堅事務所に所属する勤務弁護士。麻綾とは同期同学年の親友。
麻綾よりはグラマーだと自信を持っている。酒好きで麻綾よりやや酒癖が悪い。
主要人物の周辺の人物
玉澤宙(たまざわ・そら)
玉澤弁護士が溺愛する娘。
玉澤弁護士(父)を「たっちゃん」と呼んでいる。
麻綾が玉澤弁護士に思いを寄せていることを知り、好感している。
穂積(ほづみ)弁護士
日本を代表する使用者側の事務所帝都法律事務所の労働事件チームを主宰する使用者側のスター弁護士。
玉澤弁護士とはときに相手方となるが、信頼し合っている。
事件関係者等
その解雇、無効です! ラノベでわかる解雇事件
梅並(うめなみ) 能力不足・勤務態度不良を理由に解雇された営業部員(プロローグ、第1章、第13章)
定方(さだかた) 依頼者(第1章)
菅野(すげの)先生 労働法学界の重鎮(第1章)
剛田(ごうだ) 暴力行為を理由に懲戒解雇された(第2章、第7章、第8章)
生木(せいき) 勤務態度不良等を理由に解雇された(第2章、第3章、第5章、第6章、第8章、第9章)
布林(ぬのばやし) W不倫の相談者(第2章、第3章)
宮脇(みやわき)、四方(よも) 相談者(第3章)
上見(うえみ) 幽迷通信勤務。盗撮行為で有罪となり懲戒解雇された(第4章、第10章、第11章)
里根(さとね) 単身赴任手当の不正受給を理由に解雇された(第4章、第10章)
花籠(はなかご) 相談者。会社から損害賠償請求されている元社長付運転手(第5章)
吹色(ふきいろ) 英会話学校講師。解雇され係争中(第6章)
月野(つきの) 業務時間中の業務外行為と経歴詐称を理由に解雇された(第6章)
蔵本(くらもと) 元相談者。継続的にお菓子を送ってくる(第7章)
富成(とみなり) 出張旅費の水増し請求を理由に解雇された(第7章)
砂降(すなふり) 労働事件の依頼者(第8章)
松代(まつしろ) 解雇事件の依頼者(第9章)
澤里(さわざと) セクハラを理由に懲戒解雇された相談者(第9章)
金井(かない)弁護士 労働者側のスター弁護士(第9章)
貝柿(かいがき) 外資系企業に解雇された(第10章)
海芝(うみしば) 業務成績不良を理由に退職勧奨を受けている相談者(第10章)
宮浪(みやなみ) 遅刻欠勤を理由に解雇された(第11章、第12章)
亀山(かめやま) 東証1部上場の大規模小売業企業本社総務部勤務。配置転換命令拒否を理由に解雇された(エピローグ)
その解雇、無効です!2 ミステリーでわかる解雇事件
楠里(くすざと) 日用品チェーンのチョーカイ勤務。大麻所持で有罪となり懲戒解雇された
上見(うえみ) 幽迷通信勤務。盗撮行為で有罪となり懲戒解雇された
会良草(あいらぐさ)弁護士 幽迷通信の控訴審での代理人。上見の相手方
夏井(なつい) 熱三電機勤務。業務上の指示違反・勤務態度不良を理由に解雇された
蟻蔵(ありくら)弁護士 熱三電機の代理人。夏井の相手方
海山(うみやま) 熱三電機総務課長。夏井の相手方
茅豆(かやまめ) 元房緑建設従業員。未払い賃金と損害賠償を請求
高森(たかもり)弁護士 房緑建設の代理人。茅豆の相手方
王者(おうじゃ)弁護士 元東京地裁労働部部長裁判官の弁護士
素太伐実(すだ・うつみ)刑事 新宿警察署捜査第1課所属。30代女性
祟木(すいもく)刑事 新宿警察署捜査第1課所属。40代男性、素太刑事の相棒
円萌(えんほう) パワハラを受けたという相談者
初旗(はつはた) 東京地裁労働部書記官
その解雇、無効です!3 ラブコメでわかる解雇事件
梅野(うめの) 忍瓜商会勤務のバイヤー。部下へのセクハラ・上司への暴言等を理由に解雇された
亀菱(かめびし)裁判官 梅野の事件の担当裁判官
橋江(はしえ)弁護士 忍瓜商会の代理人。梅野の相手方
郷音七八(さとね・なはち) 忍瓜商会の総務部長。梅野の相手方
葭子(よしず) 忍瓜商会勤務。梅野のセクハラの被害者
淡杜(あわもり) 忍瓜商会勤務。梅野のセクハラの被害者
武納(たけな) 忍瓜商会勤務。梅野の上司
黄嶺四葉(きみね・よつは) 忍瓜商会勤務。梅野の事件関係者
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